2016-11-09 小さく消えてみた 不機嫌な訳でもなく 元気がない訳でもなかった。 ただ 君の声を聞くと 涙が出そうになって じっと堪えてただけ 二人でいると たくさん話せるのに 積極的な女の子たちが 君と話してると 私はまったく話せなくなる 二人でいるときは お互いに ゆっくり歩いて ゆっくり話して 好きな音楽を聴いているように 心地よいのに 今日は 早いリズムに合わせて 様々な音が鳴り響いて 耳を塞ぎたくなった 同じ空間の中 心は宙を舞っていた 近くにいるのに 君の声が遠く響いた。 私の姿は どう映っていただろう。